白河実業高校電子科3年との交流学習 ~アンパンマン号の製作~
2020年1月30日 16時13分本校では、今年度、白河実業高校より、電子科3年の課題研究として、「人の役に立つモノづくり」というテーマで取り組みたい、ということで本校にその製作のための協力依頼がありました。そこで、4月に本校職員に「教材として、どのようなものがあったらよいか。」とアンケートを取り、その結果をお渡しました。そのアンケートを基に電子科の生徒さんがいろいろと考えてくださり、様々なアイディアを出していただきました。
その後、「先生や児童生徒の生の声を伺いたい。」ということで、6月に来校していただきました。その中で、小学部職員より「動かしにくさがあっても、自分で操作できる電動カートがあれば。」という話を受け、そこから「アンパンマン号」の製作がスタートしました。
電子科の生徒さんは、試行錯誤しながら12月に試作品を完成させ、さらによいモノにして、いろいろな子どもたちに楽しんでほしい、という思いから、ぜひ試乗をしていろいろな意見を聞かせてほしい、ということで再び来校していただきました。試乗の様子から、前輪やハンドル、モーターの改良などたくさんのヒントを得て、さらに改良を加えていただきました。
試作品の試乗の様子。高校生が乗っても壊れません。児童が試乗している様子から、前輪とモーター、ハンドルの改良と背もたれが必要、ということになりました。電子科の生徒さんから「もっといい物にしたい!」という思いから、たくさんの質問が出されました。 |
そして1月23日(木)、贈呈式が行われました。白河実業高校電子科3年の7名の生徒さんが来校し、アンパンマン号の操作について説明していただきました。児童代表で小学部の鈴木魁晄さんからお礼の言葉があり、いよいよ体験試乗となりました。ペダルを踏み、前進すると大喜び!本校児童の笑顔に実業高校の生徒さんも満足そうでした。
来校された際には、ぜひアンパンマン号を見ていただきたいと思います。実業高校の生徒さんの技術力の高さに驚かれると思います。また、小中職員室前掲示版に電子科の皆さんがまとめたこれまでの取り組みのレポートを掲示しておりますので、併せてご覧いただけたらと思います。
贈呈式では、電子科の皆さんから操作の説明がありました。また、試乗では電子科の生徒さんがサポートしてくれました。 |